コロナウィルス騒動顛末記 GO TO キャンペーン考察#4

東京だけ除外しても意味がないのでは? 神奈川や千葉、埼玉の人も、多くが東京への通勤、通学者のはず?

東京を除外したのは、「地方に感染が拡がるリスクをなくすため」ではなく「Go to キャンペーンへの批判をかわすため」です。
観光産業を残すためにはコロナが絶滅するまで自粛なんてしていられません。今は「どうコロナと共存するか…with コロナ」を考えるべきタイミングなのです。
そんな中、GO TO キャンペーンへの批判を交わし、何とか実質的な効果を残したいと考えて出てきたのが「東京外し」という方法でした。
実際これで、「キャンペーン自体を止める」という最悪の結論は避けられそうな雰囲気になっています。

ちなみに、日本の個人消費の 14%くらいは東京の人が使うお金です。
また、今回は「東京へ来る地方の人の旅行」も支援されないので、東京を除外することで 2割くらい、動くお金は少なくなると思います。8割が残せるなら、なんとか期待した効果が残せます。

もしも目的が「批判をかわすため」ではなく「地方への感染をとどめるため」なら、「東京だけでなく首都圏全体を除外」「感染が増えてきた大阪も除外」になったでしょう。
今回の「目的」はそうではなく、「批判をかわし、実質的に Go to キャンペーンを残すこと」でした。
この目的を達成するためには、東京「だけ」を除外するのが、もっとも現実的な方法だったのです。

コロナウィルス騒動顛末記

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