コロナウィルスに負けない! #2

子供や妊婦は?

高齢者と同じく新型コロナウイルスにかかりやすく且つ重症化しやすいのが子供と妊婦さんです。最近では乳幼児や妊婦さんがコロナウィルスに感染したというニュースを聞くことも増えてきました。子どもの場合、まだまだ感染した人数はごく少数ですが、感染のしやすさは大人と全く同じということが分かってきています。症状としては発熱して乾いたから咳など軽い風邪のような症状を認めることが多い。肺炎にまでいたる割合や、重症化する割合は大人より特に中高年や高齢者と比較して極めて少ない傾向にあるとされる。しかし年齢の低い乳幼児や、喘息など呼吸器系の疾患を持っている子供は重症化しやすい可能性があるとされており、注意が必要です。子どもは予防のためにしっかりとマスクを装着して過ごすということが非常に難しいため、対策として外出極力、控えるほか、咳をしている方がいれば2m以上は離れた場所に移動させる、ソーシャルディスタンスで親が感染しないということが一番の予防となります。また、もしも母親が感染した場合、授乳は感染予防の観点から控えることがベターとしていますが、これについては現在鋭意に研究中。

妊婦も免疫力が下がり新型コロナウイルスに感染しやすい方に分類されます。妊婦は、ホルモンバランスの乱れや、子どもに大量に栄養が持っていかれることによる栄養不足、睡眠不足、ストレスなどさまざまな要因が重なって免疫力が相当に低下しやすくなるとしています。また、妊娠後期は子宮が肥大増大することによって、呼吸器の機能が妊娠していない時に比べて約20%以上も低下するとされていることもあり、妊娠後期には呼吸器系の感染症はさらに重症化しやすいという情報もあります。

一応、専門家によると⺟体の呼吸器感染症が胎児に直接感染することはないとされています。さらに妊娠初期のコロナウイルス感染症の場合は、現時点では直接、胎児の先天奇形のリスクとなることは考えにくいとされています。また妊婦、胎児のコロナウイルス感染症が死産や早産を起こしやすいとする報告もありません。現段階では妊娠中だからといって過度に心配せずに、他の方と同様の対策を行うことが重要です。

コロナウィルス騒動顛末記

日本の不条理とインサイダー情報をお伝えしますな。

0コメント

  • 1000 / 1000